筑紫野市議会 2022-09-02
令和4年第4回定例会(第1日) 本文 2022-09-02
1: 午前10時00分開会
◯議長(
高原 良視君) 皆さん、おはようございます。
出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから
令和4年第4回
筑紫野市議会定例会を開会いたします。
それでは、お手元に配付しております
議事日程の順序に従い、本日の会議を進めます。
────────────・────・────────────
日程第1.
会議録署名議員の指名について
2:
◯議長(
高原 良視君)
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第87条の規定により、1番、
西村和子議員と19番、
赤司泰一議員を指名いたします。
────────────・────・────────────
日程第2.会期の決定について
3:
◯議長(
高原 良視君)
日程第2、会期の決定を行います。
今
定例会の会期は、本日から9月28日までの27日間とし、その間、本会議に本日と9月6日、22日、26日及び28日の5日間を当て、残りは休会にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
4:
◯議長(
高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、今
定例会の会期は27日間と決定いたしました。
────────────・────・────────────
日程第3.諸般の
報告について
5:
◯議長(
高原 良視君)
日程第3、諸般の
報告を行います。
議長会、一部
事務組合会議等の
開催状況及び監査・検査結果の
報告につきましては、議員のお手元に資料を配付しております。
なお、これらに関する書類については、
事務局に保管しておりますので、必要な方は御覧頂きたいと思います。
これで諸般の
報告を終わります。
────────────・────・────────────
日程第4.同意第22号
6:
◯議長(
高原 良視君)
日程第4、同意第22
号筑紫野市
固定資産評価審査委員会委員の選任の件を議題といたします。
執行部に
提案理由の説明を求めます。市長。
7:
◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 皆様、おはようございます。本日ここに
令和4年第4回
筑紫野市議会定例会を招集しましたところ、
議員各位におかれましては大変御多用の中、御参集を頂き、厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、第7波が猛威を振るい、
新規感染者数が過去最多を更新するなど依然厳しい状況が続いております。
コロナ禍も3年目に入り、
感染拡大防止と
社会経済活動の両立という難しい課題に向き合っていかなければなりませんが、引き続き各対策を講じながら市民の皆様の暮らしを全力で支えていく所存でございます。
さて、本
定例会では、
令和3年度各
会計決算の
認定13件、条例5件、
補正予算4件、
人事案件1件、
報告5件、その他3件、合計31件の議案を御提案し、審議を
お願いするものです。
それでは、同意第22
号筑紫野市
固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
筑紫野市
固定資産評価審査委員会は、
固定資産課税台帳に登録された価格についての
不服申立てを
審査決定するための
委員会で、市の
基幹税である
固定資産税の
評価業務のより一層の適正公正を期するため、中立・独立した
第三者機関として設置、運営されているものでございます。
本件は、現
委員であります
白石誠氏が本年9月27日で
任期満了となりますので、白石氏の再任について、
地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
白石氏は、
裏面経歴書のとおり
委員を8期務めるなど、
固定資産評価に関する豊富な知識と経験をお持ちであり、
委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますよう
お願い申し上げます。
8:
◯議長(
高原 良視君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
9:
◯議長(
高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
10:
◯議長(
高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
11:
◯議長(
高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
────────────・────・────────────
日程第5.
認定第1号
日程第6.
認定第2号
日程第7.
認定第3号
日程第8.
認定第4号
日程第9.
認定第5号
日程第10.
認定第6号
日程第11.
認定第7号
日程第12.
認定第8号
日程第13.
認定第9号
日程第14.
認定第10号
日程第15.
認定第11号
12:
◯議長(
高原 良視君)
日程第5、
認定第1
号令和3年度
筑紫野市
一般会計歳入歳出決算の
認定の件から
日程第15、
認定第11
号令和3年度
筑紫野市
平等寺山財産区
特別会計歳入歳出決算の
認定の件までの11件を一括で議題といたします。
執行部に
提案理由の説明を求めます。市長。
13:
◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕
認定第1号から
認定第11号まで11件の
提案理由を一括して御説明申し上げます。
本
決算は、
地方自治法第233条第3項の規定により、
監査委員の
意見をつけて議会の
認定に付すものでございます。
まず、
認定第1
号令和3年度
筑紫野市
一般会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は400億8,023万9,453円、これに対します
歳出決算額は382億3,003万9,455円でございます。これを差し引きますと18億5,019万9,998円の黒字となっております。
次に、
認定第2
号令和3年度
筑紫野市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は98億5,604万1,665円、これに対します
歳出決算額は98億3,135万8,707円でございます。これを差し引きますと2,468万2,958円の黒字となっております。
次に、
認定第3
号令和3年度
筑紫野市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は2,198万5,306円、これに対します
歳出決算額は316万828円でございます。これを差し引きますと1,882万4,478円の黒字となっております。
次に、
認定第4
号令和3年度
筑紫野市
奨学資金貸与事業特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は867万426円、これに対します
歳出決算額は513万8,088円でございます。これを差し引きますと353万2,338円の黒字となっております。
次に、
認定第5
号令和3年度
筑紫野市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は70億6,537万4,951円、これに対します
歳出決算額は68億9,235万5,885円でございます。これを差し引きますと1億7,301万9,066円の黒字となっております。
次に、
認定第6
号令和3年度
筑紫野市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は25億4,737万6,661円、これに対します
歳出決算額は25億278万2,227円でございます。これを差し引きますと4,459万4,434円の黒字となっております。
次に、
認定第7
号令和3年度
筑紫地区介護認定審査会事業特別会計歳入歳出決算の件でございます。
歳入、
歳出決算額ともに6,178万7,899円となっております。
次に、
認定第8
号令和3年度
筑紫野市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入、
歳出決算額ともに2億1,388万3,992円となっております。
次に、
認定第9
号令和3年度
筑紫野市
二日市財産区
特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は325万383円、これに対します
歳出決算額は282万6,265円でございます。これを差し引きますと42万4,118円の黒字となっております。
次に、
認定第10
号令和3年度
筑紫野市
御笠財産区
特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は1,523万8,596円、これに対します
歳出決算額は1,412万4,935円でございます。これを差し引きますと111万3,661円の黒字となっております。
次に、
認定第11
号令和3年度
筑紫野市
平等寺山財産区
特別会計歳入歳出決算の
認定の件でございます。
歳入決算額は2,522万1,950円、これに対します
歳出決算額は2,040万2,066円でございます。これを差し引きますと481万9,884円の黒字となっております。
なお、この財産区の
決算認定につきましては、
二日市財産区は8月22日に、
御笠財産区は8月24日に、
平等寺山財産区は8月23日にそれぞれの
管理会が開催され、同意を得ているところでございます。
以上11件、よろしく御審議の上、
認定賜りますよう
お願い申し上げます。
14:
◯議長(
高原 良視君) ここで、
認定第1号から
認定第11号までの11件について、
監査委員から
審査結果の
報告を
お願いいたします。
代表監査委員。
15:
◯代表監査委員(段上 信章君)〔登壇〕 皆様、おはようございます。
令和3年度の
決算審査の結果につきまして、御
報告申し上げます。
お手元の
令和3年度
筑紫野市
一般会計・
特別会計決算及び
基金運用審査意見書の1ページをお開き願います。
第1の
審査の対象から第4に
審査の結果を記載しております。
審査結果につきましては、第4に記載のとおり、各
会計の
歳入歳出決算書及び
附属調書は法令に定められた様式に従って調製され、その
決算計数は
関係財務諸帳票に適合し正確であると認められました。
2ページをお開き願います。
第5の
決算の概要につきましては、この2ページから51ページに所要の計数を整理・記載しておりますので、御参照頂きたいと存じます。
次に、52ページをお開き願います。
令和3年度
筑紫野市
基金運用審査意見につきまして、第1の
審査の対象から第4に
審査の結果を記載しております。
審査結果につきましては、第4に記載のとおり、基金の
運用状況に関する書類の計数は
関係財務諸帳票に適合し正確であり、基金の
運用状況も適正であると認められました。
次に、54ページをお開き願います。
決算審査に関しまして概括的な見解を「むすび」としてまとめておりますので、その要旨について御
報告をいたします。
一般会計及び
特別会計では、本年度も引き続き
実質収支で黒字となっております。
一般会計の
歳入総額は400億8,023万9,000円となり、前年度と比べ57億8,184万3,000円減少しております。
その主な要因は、市税、
地方交付税及び
地方消費税交付金等は増加したものの、
国県支出金等が減少したことによるものです。
主たる
自主財源であります市税は、
個人市民税及び
固定資産税は減収となりましたが、
法人市民税及び
たばこ税等の増収により前年度に比べ3,334万9,000円増加しております。
次に、4行ほど繰り下がりまして、
一般会計の
歳出総額ですが、
歳出総額は382億3,003万9,000円となり、前年度と比べ65億9,728万3,000円減少しています。
その主な要因は、
民生費では
子育て世帯への
臨時特別給付金支給事業等で32億6,405万2,000円増加したものの、
総務費におきまして
特別定額給付金支給事業の皆減等により89億2,412万7,000円減少したことが影響しています。
なお、
令和3年度の
決算には
新型コロナウイルス感染症対策関係費として、
歳入歳出ともに41億265万1,000円が含まれております。
次に、5行ほど繰り下がりまして、国、地方を通じた厳しい
財政環境の中、本市の
財政状況を概観しますと、
主要財政指標の
経常収支比率は82.6%と前年度比で6.1ポイント改善し、また
実質公債費比率も4.0%と前年度比で0.1ポイント改善、
市債残高も前年度に比べ9億3,016万8,000円減少するなど、
令和5年度を
目標年次とします第三次
筑紫野市
財政計画の
目標達成に向け努められております。
55ページに移りまして、上から5行目になりますが、このような
行財政環境の中、将来の
財政需要を踏まえ、国の
地方財政対策並びに本市の
財政計画を基本として、今後とも引き続き
財政規律を確保し、より一層の効率的、効果的な
財政運営に努めていただきますよう
お願いをいたします。
以上、
令和3年度の
筑紫野市
一般会計・
特別会計に係る
決算及び
基金運用の
審査報告とさせていただきます。
────────────・────・────────────
日程第16.
認定第12号
日程第17.
認定第13号
16:
◯議長(
高原 良視君)
日程第16、
認定第12
号令和3年度
筑紫野市
水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定の件、及び
日程第17、
認定第13
号令和3年度
筑紫野市
下水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定の件の2件を一括して議題といたします。
執行部に
提案理由の説明を求めます。市長。
17:
◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕
認定第12号及び
認定第13号の2件の
提案理由を一括して説明申し上げます。
本2件は、
令和3年度
筑紫野市
水道事業会計及び
下水道事業会計の
決算に伴い、
地方公営企業法第32条第2項の規定により、各
会計の
剰余金をそれぞれ
剰余金処分計算書案のとおり処分し、併せて同法第30条第4項の規定により、各
会計決算を
監査委員の
意見をつけて議会の
認定に付すものでございます。
まず、
認定第12
号令和3年度
筑紫野市
水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定の件でございます。
収益的収支の
決算額は、
収入総額21億5,706万8,407円、
支出総額18億6,359万7,709円で、
損益計算書において2億5,761万2,548円の純
利益が生じております。
なお、
当年度純
利益を含む未
処分利益剰余金の処分につきましては、
減債積立金へ1億8,032万9,000円、
建設改良積立金へ7,728万4,000円をそれぞれ積み立て、
資本金へ1億5,178万3,000円を組み入れるものでございます。
また、
資本的収支は、
収入総額3億462万69円、
支出総額8億6,427万5,811円、収支の
差引不足額につきましては、
損益勘定留保資金等で補填いたしております。
次に、
認定第13
号令和3年度
筑紫野市
下水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定の件でございます。
収益的収支の
決算額は、
収入総額23億7,788万7,399円、
支出総額20億7,687万3,585円で、
損益計算書において2億9,321万6,495円の純
利益が生じております。
なお、
当年度純
利益を含む未
処分利益剰余金の処分につきましては、
減債積立金へ2億9,321万6,000円を積み立て、
資本金へ3億8,135万5,705円を組み入れるものでございます。
また、
資本的収支は、
収入総額6億1,707万2,140円、
支出総額9億8,602万5,213円、収支の
差引不足額につきましては、
減債積立金で補填いたしております。
以上2件、よろしく御審議の上、
認定賜りますよう
お願い申し上げます。
18:
◯議長(
高原 良視君) ここで、
認定第12号及び
認定第13号の2件について、
監査委員から
審査結果の
報告を
お願いします。
代表監査委員。
19:
◯代表監査委員(段上 信章君)〔登壇〕
令和3年度の
公営企業会計の
決算審査の結果につきまして、御
報告申し上げます。
お手元の
令和3年度
筑紫野市
公営企業会計決算審査意見書の1ページをお開き願います。
第1の
審査の対象から第4に
審査の結果を記載しております。
審査結果につきましては、第4に記載のとおり、
決算報告書、
損益計算書、
剰余金計算書、
貸借対照表及びその他
決算附属書類は法令に準拠して作成され、その計数は正確であることを認めました。また、
経営内容、
財政状態も適正に表示されていると認められました。
2ページをお開き願います。
第5の
決算の概要ですが、
水道事業会計は3ページから26ページに、
下水道事業会計は27ページから49ページに所要の計数を整理・記載していますので、御参照頂きたいと存じます。
次に、14ページをお開き願います。
水道事業会計の
決算審査に関しまして、概括的な見解を「むすび」としてまとめておりますので、その要旨を御
報告いたします。
水道事業会計の
決算では、収入は、
営業収益のうち
給水収益の16億4,221万円、
加入金の1億3,137万1,000円、及び
営業外収益のうち
長期前受金戻入の1億7,514万9,000円などにより、総収益は19億7,750万7,000円となっております。
一方、支出は、
営業費用のうち原水及び
浄水費の10億626万1,000円、配水及び
給水費の4,907万3,000円、
減価償却費の4億5,015万9,000円などにより、総費用は17億1,989万5,000円となっています。
その結果、本年度の
損益収支は2億5,761万3,000円の純
利益となり、
過年度に引き続き
令和3年度も黒字となっております。
次に、この15ページ下段の分の
水道事業の
財政状況についてですが、
水道事業の
財政状況は、
水道水源の
安定確保のための
新設ダムの受水費の増加、
企業債償還額の増嵩、
老朽施設の更新・
耐震化など今後とも所要の
財政負担が見込まれるところです。このため、将来にわたる安定的な
事業継続のための中長期的な経営の
基本計画となります
経営戦略を策定し、
経営基盤強化と
財政マネジメントの向上を図られますよう望むものであります。
続きまして、38ページをお開き願います。
下水道事業会計の「むすび」についてですが、
令和3年度
下水道事業会計の
決算では、収入は、
営業収益のうち
下水道使用料の15億2,066万5,000円、他
会計負担金の1億3,255万6,000円、及び
営業外収益のうち
長期前受金戻入の4億9,699万9,000円などにより、総収益は22億1,913万4,000円となっております。
一方、支出は、
営業費用のうち
流域下水道維持管理負担金の7億9,446万1,000円、
減価償却費の8億5,856万円、及び
営業外費用のうち
支払利息の1億3,059万9,000円などにより、総費用は19億2,591万8,000円となっております。
その結果、本年度の
損益収支は2億9,321万6,000円の純
利益となり、
過年度に引き続き
令和3年度も黒字となっております。
次に、このページの中ほどになりますが、本市では福岡県
流域別下水道整備総合計画に基づきまして、
御笠川那珂川流域、
宝満川流域及び
宝満川上流流域の各
流域関連の
公共下水道事業が進められております。
5行ほど繰り下がりまして、これら3
流域関連の
公共下水道全体の
整備率は68.2%となっております。
引き続き、未
整備区域解消のため
事業の促進を図っていただき、老
朽管路等の
更新事業につきましても
下水道ストックマネジメント計画を基本としまして、
国庫支出金を有効に活用し、整備を進めていただきますよう
お願いをいたします。
また、
下水道事業の経営に当たりましては、
筑紫野市
下水道事業経営戦略に基づき、今後とも
経営基盤強化と
財政マネジメントの向上を図られますよう望むものであります。
以上、
令和3年度
筑紫野市
公営企業会計の
水道事業会計及び
下水道事業会計に係ります
決算の
審査報告とさせていただきます。
────────────・────・────────────
日程第18.
報告第8号
20:
◯議長(
高原 良視君)
日程第18、
報告第8
号地方公共団体の
財政の
健全化に関する法律に基づく
令和3年度
筑紫野市
健全化判断比率及び
資金不足比率の
報告の件を議題といたします。
本件に関し、
地方公共団体の
財政の
健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、
執行部から
報告願います。市長。
21:
◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕
報告第8
号地方公共団体の
財政の
健全化に関する法律に基づく
令和3年度
筑紫野市
健全化判断比率及び
資金不足比率の
報告についてでございます。
本件は、
地方公共団体の
財政の
健全化に関する法律に基づき、
令和3年度
決算における
健全化判断比率及び
資金不足比率につきまして、
監査委員の
審査に付し、その
意見をつけて
報告するものであります。
健全化判断比率のうち
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率につきましては、
赤字額がないことから数値なしとなっております。
次に、
実質公債費比率についてですが、
令和3年度の
比率は4.0%となり、
早期健全化基準の25%を下回ったものとなっております。
次に、将来
負担比率についてですが、算定結果がマイナスとなったため数値なしとなっております。
最後に、
資金不足比率についてですが、本市の
水道事業会計、
下水道事業会計、
農業集落排水事業特別会計ともに
資金不足はありませんので、数値なしとなっております。
以上が、
令和3年度
決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率についての
報告でございます。
22:
◯議長(
高原 良視君) ここで、本件について
監査委員から
審査結果の
報告を
お願いします。
代表監査委員。
23:
◯代表監査委員(段上 信章君)〔登壇〕
令和3年度の
健全化判断比率及び
資金不足比率につきまして、その
審査結果を御
報告申し上げます。
お手元の
令和3年度
筑紫野市
健全化判断比率審査意見書及び
筑紫野市
資金不足比率審査意見書の1ページをお開き願います。
まず、
健全化判断比率につきましては、第1の
審査の対象から第4に
審査の結果を記載いたしております。
審査結果につきましては、第4に記載のとおり、
健全化判断比率は法令に定められた様式に従って調製され、各指標の計数は関係諸帳票に適合しており、正確であると認められました。
各
健全化判断比率につきましては、次の表のとおり、第1の
実質赤字比率、(2)の
連結実質赤字比率は赤字は生じていません。また、(3)の
実質公債費比率は4.0%と、国が示す
早期健全化基準の25.00%を大きく下回っており、(4)の将来
負担比率につきましても
比率は生じていません。
2ページをお開き願います。
これらの
審査の結果、第5の
意見のとおり、特に指摘すべき事項はありませんでした。
次に、3ページの
資金不足比率につきましては、第1の
審査の対象から第4に
審査の結果を記載いたしております。
審査結果につきましては、第4に記載のとおり、
資金不足比率は法令に定められた様式に従って調製され、計数は関係諸帳票に適合しており、正確であると認められました。
各
会計における
資金不足比率は、表に示しますとおり、
農業集落排水事業特別会計、
水道事業会計及び
下水道事業会計の各
会計とも
資金不足比率は生じていません。
これらの
審査の結果、第5の
意見のとおり、特に指摘すべき事項はありませんでした。
以上のことから、
地方公共団体財政健全化法に基づきます本市の
財政状況は、全
会計とも健全な状態にあると認められます。
以上、
令和3年度の
筑紫野市
健全化判断比率及び
資金不足比率に関する
審査結果の
報告とさせていただきます。
────────────・────・────────────
日程第19.
報告第9号
日程第20.
報告第10号
24:
◯議長(
高原 良視君)
日程第19、
報告第9
号筑紫野市
土地開発公社事業等の
報告の件、及び
日程第20、
報告第10
号公益財団法人筑紫野市
文化振興財団事業等の
報告の件の2件を一括して議題といたします。
本2件に関し、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、
執行部から
報告願います。副市長。
25: ◯副市長(平嶋 義伸君)〔登壇〕 おはようございます。
報告第9
号筑紫野市
土地開発公社事業等の
報告につきまして、
地方自治法第243条の3第2項の規定により
報告をさせていただきます。
お手元の
令和3年度
事業報告及び
決算報告書の1ページをお開き願います。
初めに、1の総括についてでございます。
令和3年度は、理事会を2回開催し、議案2件を原案のとおり可決されたところです。
役職員の異動につきましては、4月に常務理事が就任し、管理係長が派遣されております。また、5月には理事1名の交代があっております。
次に、2の
事業計画の執行状況についてでございますが、ナンバー49の筑紫駅西口土地区画整理
事業、面積2,884平方メートルを売却額1億374万6,009円で処分したところです。
次に、3の財務の状況についてでございます。
令和3年度は、筑紫駅西口土地区画整理
事業を処分しましたが、252万8,615円の当期純損失となり、準備金合計は3億3,105万875円となっております。
借入金の期末残高は、短期借入金2億2,400万円、前年度比で9,636万7,787円の減となっております。
続いて、16、17ページをお開きください。
土地の保有状況を掲載しております。公有土地、代行用地、代替地それぞれ保有しておりますが、公有地残高の合計につきましては、期首残高は面積で9,442平方メートル、金額では6億4,546万2,561円でございました。当期増加高は金額で46万7,913円、当期減少高は金額で1億39万5,009円となりましたことから、
令和3年度の期末残高は、面積で6,558平方メートル、金額では5億4,553万5,465円となっております。
また、監査
報告につきましては、21ページに添付しております。本年の5月19日に監事による監査が実施され、内容は適正であることの
報告を受けております。
以上で、
筑紫野市
土地開発公社事業等の
報告を終わらせていただきます。
次に、
報告第10
号令和3年度公益財団法人
筑紫野市
文化振興財団事業等の
報告につきまして、
地方自治法第243条の3第2項の規定により御
報告を申し上げます。
お手元の
令和3年度
事業報告及び
決算報告書に基づきまして御説明させていただきます。
筑紫野市文化振興財団は、
筑紫野市より指定管理者として指定を受け、
筑紫野市文化会館の管理運営及び市民の文化芸術の振興に関する
事業を実施しているところでございます。
まず、文化会館の利用状況でございます。
9ページをお開き願います。
合計入場者数は3万4,178人、使用料は1,890万6,060円でございます。
なお、使用料につきましては、公的使用は減免制度があり、その減免額が1,354万7,040円となっております。実質の納入額は535万9,020円でございます。
次に、4ページをお開き願います。
公演
事業の状況でございます。
公演
事業については、
令和3年度のテーマを「心にうるおいを 人と文化をつなぐ 感動の空間」とし、音楽の楽しみ方講座、ちくしのミュージックフェスタ with DA・N・KA・I Vol.5、第17回ちくしの寄席など10
事業を実施したところでございます。
実施に当たりましては、検温、アルコール手指消毒及び座席の間隔を空けるなど、
新型コロナウイルスの感染防止対策を十分に行っております。
次に、20ページをお開き願います。
公演
事業の入場者率でございます。
令和3年度は、座席数に対しまして69.7%の入場者率となっております。
次に、27、28ページをお開き願います。
決算の状況でございます。
公益財団法人の
会計につきましては、公営法人
会計基準に基づいて、公演
事業の全てと文化会館の公益目的での貸与に関する公益目的
事業会計、文化会館の公益目的外での貸与及び物品販売手数料の収入に関する収益
事業等
会計、それと財団の組織運営に関する法人
会計に分かれた計算書となっております。
なお、金額につきましては、消費税を抜いた額での経理数字となっております。
経常収益合計についてですが、28ページ、表の3行目に記載されます8,124万9,164円でございます。
収入の主なものは、27ページ、表の9行目に記載されております。
筑紫野市からの指定管理受託収益7,951万4,545円でございます。
次に、29、30ページをお開き願います。
経常費用についてですが、30ページ、表の3行目に記載されます7,534万7,741円でございます。
なお、公益目的
事業会計の経常費用計は同じ行の左端に記載の4,649万4,013円でございます。
これらの費用の主なものは、公演
事業や清掃等に関する委託費、人件費及び施設の光熱水費等でございます。
収入から支出を引きました当期経常増減額は、30ページ、表の中ほどに記載されております。590万1,423円となります。これが
当年度の収支となるものでございます。
次に、30ページ下段に記載されます一般正味財産期末残高3,572万4,588円と指定正味財産期末残高1,500万円を加えますと5,072万4,588円となりまして、この額が文化振興財団の正味財産期末残高となるものでございます。
次に、47ページをお開き願います。
こちらには、監査
報告書を添付しておりますので、後ほど御参照頂きたいと思います。
以上で、
令和3年度公益財団法人
筑紫野市
文化振興財団事業等の
報告を終わらせていただきます。
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日程第21.
報告第11号
日程第22.
報告第12号
26:
◯議長(
高原 良視君)
日程第21、
報告第11号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件、及び
日程第22、
報告第12号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件の2件を一括して議題といたします。
執行部に
提案理由の説明を求めます。市長。
27:
◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕
報告第11号及び
報告第12号の2件の
提案理由を一括して御説明申し上げます。
本2件は、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行っておりますので、同条第3項の規定によりこれを
報告し、承認を求めるものでございます。
まず、
報告第11号損害賠償の額を定めることについてでございます。
本件は、本年4月5日午前11時30分、
筑紫野市針摺中央1丁目において発生した公用車の物損事故により相手方自宅の外壁を損傷させたものです。
この事故に伴います損害賠償額について9万円で示談協議が整いましたので、本年7月20日付で専決処分を行ったところです。
次に、
報告第12号損害賠償の額を定めることについてでございます。
本件は、本年7月19日午前1時頃、
筑紫野市大字山家4963番付近の市道において発生した道路事故により相手方車両を損傷させたものです。
この事故に伴います損害賠償額について29万18円で示談協議が整いましたので、本年8月17日付で専決処分を行ったところでございます。
以上2件、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう
お願い申し上げます。
28:
◯議長(
高原 良視君) まず、
報告第11号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
29:
◯議長(
高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
30:
◯議長(
高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
31:
◯議長(
高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。
次に、
報告第12号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
32:
◯議長(
高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
33:
◯議長(
高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
34:
◯議長(
高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。
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日程第23.議案第36号
日程第24.議案第37号
日程第25.議案第38号
日程第26.議案第39号
日程第27.議案第40号
日程第28.議案第41号
日程第29.議案第42号
日程第30.議案第43号
35:
◯議長(
高原 良視君)
日程第23、議案第36
号筑紫野市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定の件から
日程第30、議案第43号字の区域の変更の件までの8件を一括して議題といたします。
執行部に
提案理由の説明を求めます。市長。
36:
◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第36号から議案第43号まで8件の
提案理由を一括して御説明申し上げます。
まず、議案第36
号筑紫野市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定の件でございます。
本件は、個人情報の保護に関する法律の一部改正が
令和5年4月1日から施行されることに伴い、条例を新規制定するものでございます。
次に、議案第37
号筑紫野市議会議員及び
筑紫野市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、公職選挙法施行令に規定する選挙運動の公費負担の限度額引上げに伴い、本市の公費負担の限度額を改正し、また市が公費負担できるものについて追加するために条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第38
号筑紫野市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、育児休業の取得回数制限の緩和等の措置を講ずるため条例を改正するものでございます。
次に、議案第39
号筑紫野市手数料条例等の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、個人情報の保護に関する法律の一部改正が
令和5年4月1日から施行されることに伴い、同法第89条第2項の規定により開示請求の手数料を無料とする旨を規定するほか、所要の変更を行うため条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第40
号筑紫野市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、JR二日市駅地区整備
事業に関連して同駅西側に建設する市営自転車駐車場の名称等を定めるため条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第41号市道路線の
認定の件でございます。
本件は、JR二日市駅地区整備
事業にて整備をする道路を道路法第8条第1項の規定に基づき市道路線の
認定をするため、同条第2項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第42号市道路線の変更の件でございます。
本件は、道路法第10条第2項の規定に基づきJR二日市駅地区整備
事業に伴う道路整備にて重複となる市道路線を変更するため、同条第3項の規定により準用する同法第8条第2項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第43号字の区域の変更の件でございます。
本件は、市施行の筑紫駅西口土地区画整理
事業について、市民生活の利便性の向上を図るため、
地方自治法第260条第1項の規定に基づき字の区域を変更するものでございます。
以上8件、よろしく御審議の上、御可決賜りますよう
お願い申し上げます。
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日程第31.議案第44号
日程第32.議案第45号
日程第33.議案第46号
日程第34.議案第47号
37:
◯議長(
高原 良視君)
日程第31、議案第44
号令和4年度
筑紫野市
一般会計補正予算(第4号)の件から
日程第34、議案第47
号令和4年度
筑紫野市後期高齢者医療
事業特別会計補正予算(第1号)の件までの4件を一括して議題といたします。
執行部に
提案理由の説明を求めます。市長。
38:
◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第44号から議案第47号まで4件の
提案理由を一括して御説明申し上げます。
まず、議案第44
号令和4年度
筑紫野市
一般会計補正予算(第4号)の件でございます。
歳出予算の主な内容は、公共施設等整備基金への積立てとして7億2,506万8,000円、自宅療養者への支援である自宅療養者食料物資支援
事業として1,000万円、私立保育所などへの支援である保育所等給食支援費補助
事業として1,764万円の増額などをするものであります。
これに見合いの
歳入予算といたしまして、普通交付税の9億3,760万2,000円の増額などをするものでございます。
このため、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ11億505万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を352億1,691万5,000円とするものでございます。
また、債務負担行為につきましては第2表、地方債につきましては第3表のとおりでございます。
次に、議案第45
号令和4年度
筑紫野市国民健康保険
事業特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
歳出予算の主な内容は、傷病手当金として126万5,000円の増額などをするものでございます。
これに見合いの
歳入予算といたしましては、前年度繰越金2,468万2,000円の増額などをするものでございます。
このため、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ2,594万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を100億4,444万6,000円とするものでございます。
また、債務負担行為につきましては第2表のとおりでございます。
次に、議案第46
号令和4年度
筑紫野市介護保険
事業特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
歳出予算の主な内容は、保険給付費支払準備基金として8,414万9,000円、
国庫支出金返還金として2,495万円の増額などをするものでございます。
これに見合いの
歳入予算といたしましては、前年度繰越金1億7,301万8,000円の増額などをするものでございます。
このため、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億8,155万4,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を72億28万6,000円とするものでございます。
また、債務負担行為につきましては第2表のとおりでございます。
次に、議案第47
号令和4年度
筑紫野市後期高齢者医療
事業特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
歳出予算の主な内容は、広域連合納付金として4,303万2,000円の増額などをするものでございます。
これに見合いの
歳入予算といたしましては、前年度繰越金4,459万3,000円の増額などをするものでございます。
このため、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ4,459万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を26億2,803万2,000円とするものでございます。
以上4件、よろしく御審議の上、御可決賜りますよう
お願い申し上げます。
────────────・────・────────────
39:
◯議長(
高原 良視君) これにて本日の議事は終了いたしました。
これをもって本日の会議を散会いたします。お疲れさまでした。
午前11時06分散会
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